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2023Copyright Kenichi Matsutomi All rights reserved
Who am I ?
Biography
1967年大阪生まれ。1991年大阪芸術大学建築学科卒業。
学生時代での印度行脚で建築と人と環境のエネルギーに魅了され建築人の道を歩み出す。設計事務所でコーポラティブ住宅などの設計に10年間従事後、2001年建築家として独立。CASEまちづくり研究所、2005年に長屋すとっくばんくねっとわーくを協同設立し、コミュニティデベロップメントを支援し建築設計、プロジェクト企画を行う。
2004年現代長屋TENで大阪市ハウジングデザイン賞
2010年空堀地区リノベーションで(財)都市みらい推進機構土地活用モデル大賞
2013年建築学会近畿支部設計競技で住宅部会賞及び環境工学部会賞。
2016年わくわく保育園でまちかどチャーミング賞(尼崎市都市景観賞)
2019年気仙沼復興プロジェクトで都市住宅学会業績賞・都市住宅学会長賞
近隣と紡ぐ持続可能な建築を目指して
人と建物と街がそれぞれに関わりあう持続可能な環境を作ります。コミュニティを支援し街の活性化を創造することから始め、事業企画開発から現場の監理にいたるまでを業務としています。遊休地への提案を含め、コーポラティブ住宅、保育園、福祉施設などの設計に関わっています。2011年の東北大震災以降は、被災地での復興を支援しています。その他に、歴史と次代を紡ぐ東アジア諸国に残る日式住宅の調査研究を行っています。
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活動領域
建築・インテリア・家具などの設計、工事監理/エリアマネージメントの支援と企画/密集市街地の共同協調建替え/災害地復興支援/デザインワークショップのファシリテーション/既存市街地や歴史的地区における調査研究
一級建築士/APECアーキテクト/大阪府ヘリテージマネージャー/ヘリテージアーキテクトCASE まちづくり研究所 /代表、共同創設者
長屋すとっくばんくねっとわーく企業組合 /代表理事
東アジア日式住宅研究会 /代表
GREEN 研究会/代表
大手前大学メディア芸術学部、近畿大学建築学部非常勤講師
木造密集地域での活動
- 空堀地域での活動空堀地域は大阪の中心部でありながら第二次世界大戦時の空襲を免れ多くの長屋や路地を残すところです。石畳のある路地には小さな祠が点在し、長屋の前には家庭園芸の緑が潤うとても魅力的で癒される所です。大阪では珍しい台地にあり路地は長屋や商店街の間を駆け巡っています。 17世紀に街は作られますが、近代19世紀後半以降に現在見られる住宅街区として基盤が形成されています。 80年代末以降は、老朽化による傷みや雨漏りで放置される長屋や空き家が目立って増えており、長屋の集積する街区ではハウスビルダーにより高層マンションとして開発されことが多くなってきました。このような街並み環境の激しく突然の変化は近隣に住む人たちにとって良いことではありません。 空堀地域の魅力やまちと人との繋がりを作る為に2001年より住民と一緒につくるアートイベントを開催してきました。アートイベントにやってくる人たちはまちに興味を持ち、ここに住む人たちはまちの魅力に気づき始めました。このようなイベントを行う以前は住民たちは長屋や路地のある街並みの魅力に気づかなかったのです。2001年に空き家の再生を始めたのと同時に、空き家を活用して商売を始めたり住まいにしたリする人を募集することも始めました。空き家の再生計画をする事だけでなく、空き家の活用をしてくれる人を見つけることも町には重要な事です。こうしたまちと人との新しい出会いが路地を守ってくれることに繋がるからです。 老朽化した空き家の再生を私のような建築家の他、不動産に関わる仲間と一緒になって2001年より続けてきたことで、沢山の建物を維持させることが出来てきました。これまでに「萌」「練」「惣」と名付けたテナント複合施設やカフェのようなショップと再生住宅などを完成させています。
地域エンパワメントを高めるため施設の運営管理を行っています。文化複合施設「萌」https://www.ho-karahori.com/長屋再生複合ショップ「惣」https://www.so-karahori.com/龍造寺Lab.「造」https://ryuzojimiyatsuko.jimdofree.com/ デイサービスセンター
老朽家屋を利用し自宅のような雰囲気に浸れる高齢者施設です。
コンクリートや鉄骨などで作られる高齢者施設が一般的ですが、長い間木造の家屋で慣れ親しんだ生活からかけ離れたものとなってしまいます。小さいながらも古い木造住宅が自宅の住まいのように快適な生活を送らせてくれます。空き家の木造老朽家屋が高齢者施設に活用された事例です。
もったいないハウス
一般的に廃棄物とされるものを充分な価値として利用しようとしたのが、「もったいないハウス」と名付けた老朽家屋の再生です。
このプロジェクトは複数の資材メーカーとコラボレーションを一般的に流通しない建材を利用し改修を行っています。周辺の住宅開発が進む中、路地にある老朽長屋の価値や家屋の改修の新たな方向性を示すものとなりました。釜戸のあるレストラン
もともと4軒の長屋であったものが、それぞれが違った所有者区分へと移転されました。両脇の建物は建て直され構造体が分裂されてしまい、ここは空き家のまま長年放置されていた建物です。
構造補強を施した後、釜戸を設置したレストランとして再生しました。年を重ね佇んできた建築と釜戸レストランの雰囲気は相性が良く、リノベーションの妙味を活かした仕事となりました。
路地にある長屋
二地域居住の住まいに変えた老朽住宅
空堀地域には2Mに満たない路地がたくさん存在します。長年路地の雰囲気を変えないまま住み継がれてきました。しかし、世代が変わり世帯主が別の地区へ引越しされると空き家になった住宅は修繕維持が行われず放置される状況が続きます。近年では維持修繕が出来ず放置される家屋は開発業者に売り渡され、魅力的な長屋や路地の雰囲気が失われる一方です。魅力的な地域の資源を継続する為にどのように更新をされるべきか、私たちは考えなくてはなりません。
木造密集地でのワークショップ
近隣住民や権利者を交えて今後の地域更新について考えるワークショップを開催しています。空き家,遊休地の活用方法や地域更新について建築的シュミレーションを行っています。
共同協調建替え事業
コーポラティブハウス
現代長屋TEN
現代長屋TENと名付けられた10軒のファミリーが暮らす長屋住宅です。大阪市から50年間の土地の定期借地権を結び、地元で住まいを作ろうと集まった集合住宅です。個々のライフスタイルや資金事情に併せて自由に計画できるよう設計を行っています。その結果、それぞの家族の特徴が現れた長屋のファサードとなっています。屋上庭園は、それぞれの家族や子供のためにガーデニングなどに使われ親しみある空間となっています。また、東西に75メートルの建物間口を活かしての町の路地のように整備されています。
6住戸とシェアー区画を持つコミュニティハウス
地域から若年層世代が流出することなく自分たちの住まいを共同化することで住宅取得をしようとしたプロジェクトです。近隣の公的遊休地を借地することで低資金に抑え、事業用シェアー区画を持つことでコミュニティ維持で出来るよう計画されています。公園に隣接し、送り火が見ることが出来る恵まれたロケーションを存分に活かした計画となりました。
細街路地にある未利用地の活用方法
木造密集地域には非接道敷地が多く存在していますが、周辺にとって良い環境を保っているケースがあります。大きな開発や土地区画整理をすることなく現状の良好な環境を活かしたまま計画を行っています。高容積地でありながら地主の資産を活用を活かせる中庭付きの木造低層集合住宅を提案しています。
まちの公用的施設
地域に広がるみんなの場所
地域力を活かしたエリアリノベーション計画
長年、公立で営まれてきた施設が老朽化により建て替えられることを機会に、地域コミュニティが主体となり将来のまちのありかたを議論し、行政とともに協働したまちづくりをすすめています。地域と行政がワークショップを行い新しいコミュニティデザインを模索している中で、保育所や地域総合センターの民間移管が街の風景となっていきます。
OSBパネルで作られた保育園
公立から地域の法人へ委託されたのを機会に新築された保育園です。エントランスホールに多目的ホールが計画されました。地域マネージメントを行う上で保育用途だけで使われるのでなく、地域の人たちが集えるスペースとしても利用できるように計画しています。
日常は大きな階段のステップを利用してアクティブな幼児の遊び場になったり、お昼はランチルームにして利用されます。また時には、地域の交流場所として、親同士や近隣のお年寄りを交えたコミュニケーションやカフェ的な利用が出来るよう設えています。
木製カーテンウォールの診療所
このクリニックは、整形外科医院です。医療整形の人体骨格をメタファーとして建物はガラスウォールを通して木製の力強い骨組みを表現させました。
通路を挟んで隣接する建物との隙間に閉鎖感をつくらず中庭を配置させ、待合室とリハビリ室にも開放的な雰囲気をデザインしています。単なる通路でなく、診療機能の憂鬱さを消し去る清々しい路地空間を作っています。
まちに開かれた保育園
複数の団地の改修や建替えと同時に2つの保育所を合併する地域イノベーションの中で改修された保育所です。完成まで3年もの時間を掛け、地域の中の保育所のあり方と役目を保育士や住民らとともに議論をし計画をしました。
被災地復興支援
コミュニティの視点に立って居住や商いの思いを描く復興計画づくり
あすと長町まざらいん復興公営住宅
宮城県下のあちこちで被災をして住まいを共にした200世帯もの仮設住宅の人たちが、一つのコミュニティを作り共助の住宅を計画しました。
東北工業大学新井信幸準教授の奮闘復興日記調査研究
To relate with historical architecture, sustainable development, green emviroment
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